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うおおおおおおおおおおおお
いつの間にか直ってるwwwwwwwwww

いや、実はしばらくの間何故かFC2から投稿できなかったんですよねぇ(原因不明)
その間、pixivでちょこちょこっとやってまして。それで昨日、pixivにあげて、なんとなぁくFC2にアクセスしてみたら、つながるじゃないですか!
なんで、こっちに全部移す形になります。
といってもpixivでも更新してきますんで。
「なんか見たことある記事だな」って思ったら、はい。実はそれ自分でした・・・。

日にちあきすぎてすんません、またちょくちょくと書いてきますので、よろしくお願いします!
(上記文は、最終投稿ssにも貼り付け)


まぁ、ssの内容はこんな感じの日常があったらいいなというただのチラ裏です。

・・・特に書くことも無いので、それでは『冬の日常』





11月も終わりに近づき、外の寒さはよりいっそう厳しさを増した。
ただでさえ朝が弱い私にとって、この時期から数ヶ月はベッドからいよいよ起き上がることが出来なくなる。

朝の早いなのはを見送るためにどうにかこうにか起き上がると、どこか目の焦点が合っていない私をみて、なのはにやさしく笑われる・・・というのが大体のパターン。

そして休日になると、ベッドから出てこない私を子供をあやすように撫でる。
私はそんな休日の朝が何よりも好きだった。

私がなのはに猫撫で声で甘えると、やさしく抱きしめてくれる。

「フェイトちゃん、もう少し朝に強くなったほうが良いんじゃないかな」

「うぅ、頑張ります」

とはいうものの、頑張ってることは頑張っているのだ。現在進行形で。
私的には頑張ってる。すっごい頑張ってる。

なんだけど、頑張りすぎて朝に強くなると、こうしてなのはに撫でてもらえなくなっちゃうのかななんて思ったり思わなかったり。
私はこの時間に幸せを感じるのである。
ヴィヴィオも、もうずいぶんと大きくなったが、別段朝が苦手ということはないらしい。
その辺りは真面目ななのはに似たのだろう。
まぁ、これはなのはに言うと『真面目なところはフェイトちゃんに似たんじゃないかな』とかなんとか言われるに違いない。

人はよく、私を真面目だというけれども、私にしてみたらなのはのほうがよっぽど真面目だ。
はやては、うん。真面目は真面目だと思うけどね、ちょっとこう、違うよね。


そんなわけで、今では高町家で一番お寝坊さんな私。
いや、お寝坊さんといっても、もちろん普段はヴィヴィオより早く起きて、ヴィヴィオの朝食作ったり、その他の家事もするんだけれど。こう、なんというか、目覚めのよさというか。こういう休日だとか、そういうこと。

今の時間は良くわからないけれど、きっと現在ヴィヴィオはリビングでテレビでも見ているんだろう。
なのはの教育方針でニュースでも見せられているに違いない。
まぁ、そういうちょっと厳しいところはなのはの役目だからね。
甘やかすのが私の役目・・・というのはちょっと語弊があるけれども。だいたいそんな感じ。
とはいえ、厳しいというなのはも教育以外については大概甘やかしているような気がしないでもないのだが。
それを言ってもっと厳しくなるとヴィヴィオが可愛そうなのでやめておく。

ヴィヴィオだってなのはのことを理解してるし別に嫌だとも思っていないだろう。
・・・いや、子供の頃嫌いなピーマンを残すことを許されなかったことについては、今でもちょっと根に持っている節があるか。

「今日は、ヴィヴィオはどこか出掛けるって言ってた?」

ベッドに腰掛けるなのはに膝枕するようにして尋ねる。
一瞬驚くような顔を見せたが、すぐに仕方が無いといったような顔に変った。

「うぅん、別に友達とは何もないみたいだけれど・・・」

「けれど?」

「どうもショッピングに行きたいみたいだよ。もちろん、三人でね」

そうか、ショッピングに行きたかったのかとそれを聞いて思わず口元が緩むのは、ひょっとすると親ばかなのかもしれない。
年頃の女の子はどちからというと母親を嫌う傾向があるけれど、ヴィヴィオは反抗期という反抗期もなく今に至る。まぁ、ヴィヴィオなりに反抗期はあったのだろうが、その辺は恐らく自制していたのではないだろうか。変な言い方だが、ヴィヴィオは年の割りに大人っぽいところもあるし。

ショッピングとなると、あのデパートだろう。
私の運転で、助手席になのは、後部座席にヴィヴィオ。
片道20分ほどをああでもないこうでもないといいながらやり過ごす。
それはきっと少し後の出来事。

けれどどうせショッピングに行くなら、と先日インターネットで見た情報が頭をよぎる。

「ねぇねぇ、なのは」

目を輝かせて、膝の上からなのはを見やる。

「んー?」

「私、バーバリーのトレンチコートが欲しい!」

そう、ついこの間インターネットで見た情報とは新作のコート情報。
もちろん安いものではないのだが。
その辺り、なのはは非常に私にもヴィヴィオにも甘い。
なのはいわく『こうみえてもお給料はそこそこ貰っているから、フェイトちゃんとヴィヴィオが買い物にいって欲しいものがあったら気兼ねしないでほしい』とのこと。
『気兼ねしないでほしい』といわれても、実際にはそうもいかない。
なのはのお給料がいくらくらいかというのは当然わかっているけれど、何万、十数万、あるいは何十万もするような物を『じゃあカードで』なんてあれもこれもと買い込んでいては、いくらなのはが高給取りといっても追いつかないだろう。

大体そんなこと言って、私やヴィヴィオに浪費癖が付いたらどうするんだと思ったりもするが、そのあたりは私たちのことを信頼してくれているに違いない。
ヴィヴィオもヴィヴィオでそこまでブランド物に興味はないようだ。
まぁ、ヴィヴィオの場合は、友達と遊ぶときに一人だけ何から何までブランド品では浮いてしまうからというのもある。
今は、友達と楽しく気軽にやれたほうが遥かに良いのだろう。
将来、フォーマルに使える服装が何着かあればそれでいいかなと思っているのではないだろうか。


さておき、コートをおねだりされたなのはは、恐らく自分の持ち合わせや、今月や来月のお小遣い、今月って何か買ったっけだとかそういうったことを考えているのだろう。
顔は笑みを携えたままだが、先ほどまで頭を撫でてくれていた手が動いていない。

「フェイトちゃん」

こちらへ意識が戻ってきたなのはの手が動き始める。

「はい!」

「良く考えたんだけど、駄目です」

「えっ・・・」
だめかぁ・・・まぁそうだよね・・・高いもんね。
いや、正直ちょっと買ってくれるだろうと見切り発車していた自分がいたのも事実だけれども。
なのはにプレゼントしてほしいなって思っていたけれども。
欲しいなーって思っていたのも、事実だけれども。はい。

先ほどまで嬉しそうに笑っていた私の顔がちょっと悲しそうな表情になっているのを察したのかなのはが口を開く。

「あはは、そんな悲しそうな顔しないでよ。冗談に決まってるでしょ、いいよ、買ってあげる」

「・・・もう、なのはの意地悪」
私がちょっといじけて見せると、ごめんごめんと全く心がこもっていない感じで頬に軽くキスをする。
うぅ、いじけてみたのにキスひとつで簡単に上機嫌になってしまう自分が憎い。
なんだか悔しくて、顔をなのはのお腹に押し付け、抱きつくようにする。

「今日のフェイトちゃんはいつもに増して甘えんぼだね」
嬉しそうに言うなのはの声に呼応するようにして、抱きつく力を強くする。
私が甘えんぼなのも、朝が弱いのが治らないのも、きっとなのはと結婚したからだ。
と、何かに言い訳するように心で思ってから、直後にそれは違うかと思い直す。

けれど、自分で言うのもなんだけれども、執務官時代の私はどちからといえば『クール』なキャラだと思われていたような気がする。きっと、たぶん。
それでも、六課時代辺りで既に友好関係にあった人、シャーリーやティアナあたりには、その一方で既に『なのはさんにデレデレ』というレッテルを貼られていたような気も。
別にいいんだ、クールじゃなくても。なのはにデレデレでも。甘えんぼでも。
大事なことはこうしてなのはに愛してもらってることですよ。



「あの~、夫婦水入らずのところすみませんけど、支度はどんな調子ですかね」

唐突に聞こえる寝室の入り口からの声に私は慌ててなのはの膝から頭をはずす。
って、もう遅いけど。

「フェイトちゃんはこれからお着替えして、ご飯食べて、それからかな?」
なのはがそういうと、ヴィヴィオは苦笑いしてリビングへ戻っていく。
その顔に『本当に仲がいいね』と書いてあったが、これは気にしないことにする。

「フェイトちゃんも、着替えたらリビングにきてね」
そういってなのはもベッドから立ち上がり、思いのほか淡白に寝室を後にする。
ヴィヴィオに見られてなのはも少し照れているのかもしれない。

ぽつんと寝室に残される私。
なんだか急に寒くなってきた。しかしここでもう一度ベッドにもぐりこむ訳にはいかない。いわゆる『あと五分戦法』はリターンの割りにリスクが高い。ハイリスクローリターンな戦法だ。

よいしょと小声に出して、寝室に置かれたクローゼットに向かう。
今頃はリビングで朝食の準備をしてくれているはずだ。

きっと今日も良い一日になると思う。

リビングの方から響く二人の笑い声を聞きながら、私はキャメル色のセーターを取り出した。


余談となるが、デパートで私だけでなく結局ヴィヴィオにも服を買うこととなったなのはの目に、あまり生気が感じられなかったのは、恐らく気のせいではないだろう。


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2013.04.29 / Top↑
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