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それでは、一作目、行ってみましょう!
大体、これで私の作風みたいなのを感じてもらえるといいかな、と。

素人作品なんでお目汚しかとは思いますが、お願いしますw


あなたと私の合言葉。有楽町で逢いましょう。って、わかるかたいます?
・・・いないですよね、いや、自分もそんなに昔の世代じゃないですよww
親がこの歌大好きなんですよね。
まぁ、それにあやかったタイトルですw


では。
「あなたと私の合言葉」





・・・雨の日は、苦手だ。
髪の毛のセットも上手くいかないし、せっかくのお休みでも、外へ出るのが億劫になってしまう。
その上、青空も見えない。

目を横に流すと、普段の大人びた彼女とは違って、無防備な金髪の彼女の寝顔があって。

なんだか、あまりにも無防備で、窓から入ってきた妖精さんにそのままどこかに連れて行かれてしまいそうだ。

「はろーはろー、フェイト、君を迎えに来たよ!」・・・なーんて。


こうして、彼女の寝顔を見れるのは私だけ。
管理局でも人気の高い彼女の寝顔を独占出来るなんて、と、ちょっと優越感に浸る。



「おはよう、なのは。早いんだね」

と、一人、ふけっていると寝ていたはずの彼女に声をかけられる。

「おはよう、フェイトちゃん」

彼女は、寝たまま顔を窓のほうに向けて、 雨、降ってるんだ。 とつぶやいた。
独り言なのか、私に向けて言ったのかはよくわからない。


「残念。今日はお昼からなのはと、どこかに行けたらいいなって思ってたんだけどな」

「私は、フェイトちゃんと居るだけで十分だよ」

真顔でそう返すと、彼女は顔を赤くしてうつぶせになってしまった。

まったく、いつになってもかわいいな。
こんなところがあるから、どんどん彼女に惹かれてしまう。
それこそ、手遅れなほどに。
それこそ、最早彼女と同体になるほどに。

思わず。

「ねぇ、フェイトちゃん」

一呼吸。

「愛してる」

「・・・今日のなのはは、情熱的だね」

情熱的だね、か。
いつも口に出してないだけで、中身はそんな感じなんだけど。
そんな風に言われると、私だけが空回りしてるみたいで、なんだか恥ずかしい。
雨の所為じゃないかな、なんて、適当なことをいってみたけど、フェイトちゃんは特にそれ以上、気にしていないみたい。

まぁ、言われたときの彼女のなんともいえない、驚きとうれしさと、恥ずかしさが混じったような、彼女らしい顔が見れただけでも、よしとしよう。



彼女が起きたときには、まだザーザーと音を立てて窓をたたいていた雨も、たった数分のうちに幾分と小雨になったようだ。

こんな日は、昔のフェイトちゃんを思い出す。
雨の持つ独特な雰囲気と、なんとなくかもし出すシリアスな雰囲気が、過去の記憶を思い浮かばせる。
事件が一段落して、彼女は私に、逢えて良かったと言った。
濃い雨雲が掛かっていた私の心を、晴らしてくれてありがとうと。

恋人になったのは、それから本当にちょっとしてからだった。


突然。

「ねぇ、なのは」

一呼吸

「愛してる」


そう、何も案じることはない。
私がそうであるように、きっと彼女も、私を求めてくれている。


触れ合う唇。
もう、言葉は必要ない。

あとは、ただただ、まどろむように心地よい、二人だけの時間。


外の天気を気にする必要も、せっかくセットした髪の毛も、作りかけの朝食も。
流れる時間さえ、気にする必要は無い。

だって。
私も、彼女も。魔法の呪文を言い合って。


そう。


あなたと、私の、合言葉。

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2012.02.02 / Top↑
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